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■ 八雲立つ「さ姫」のふるさと
薔薇園は島根県中央付近、雲南市三刀屋の眺望の良い丘の上にあります。雨が多く、適度な雪が降り、朝霧の立ちこめる自然環境が「さ姫」の色と香りを 「さ姫」は深紅の色と品格の高い香りを得るために、出雲の地で品種改良を重ね創られたオリジナルの薔薇です。出雲は神話の国で、有名な出雲風土記に「さひめ」や薔薇が登場します。又、岩見富士で有名な三瓶山は別名「さひめ山」と呼ばれます。「さ姫」は薔薇の香りと色に魅了された美しき伝説の女性です。
収穫は5月〜11月まで、薔薇の香りが強い朝霧の残る早朝、一輪一輪手で摘み取ります。まだ開ききる前のつぼみの中に深紅の色と香りが凝縮されています。 収穫した薔薇は花びら部分を摘み取り、冷凍乾燥させ保存します。生花はサラダにして食用にもなります。 美容液を造る直前、乾燥花びらを水に浸け、香りと色を損なわないよう、時間をかけ、組成の全てを水中に抽出します。この抽出液をベースに、マスクの美容液を造ります。 香りの薔薇は全て西洋産の野バラで、日本人好みの、剣弁、高芯咲きの薔薇に香りはありません。この種の薔薇に香りをつけようと品種改良重ねること10数年純国産で「さ姫」が生まれました。しかし今はまだ進化の途上にあります。
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